株価指数先物【昼】 自律反発のなかで先週末の下落部分を吸収

市況
2023年12月11日 11時59分

日経225先物は11時30分時点、前日比530円高の3万2730円(+1.64%)前後で推移。寄り付きは3万2600円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2520円)を上回り、買いが先行して始まった。ボリンジャーバンドの-1σが位置する3万2520円を明確に上放れると、現物の寄り付き後ほどなくして一気に3万2860円まで上げ幅を広げ、25日移動平均線までのリバウンドを見せた。25日線が心理的な抵抗として意識されるなか、買い一巡後は3万2700円~3万2800円辺りでの保ち合いを継続している。

日経平均株価は寄り付きの時点で12月のSQ値である3万2639.57円を上回り、センチメント改善につながった。週末の米国市場の上昇のほか、為替市場では円高が一服したことで先週の急ピッチの調整に対する自律反発となった。ただし、25日線までの戻りを見せたことから、いったんは達成感が意識されやすいところだろう。そのため、後場は狭いレンジでのこう着になりそうだ。

なお、NT倍率は先物中心限月で13.91倍に上昇し、75日線が位置する13.88倍を上回っての推移となった。もっとも、先週末の低下部分のリバウンドであり、こちらも自律反発に伴うリバランスは一巡しているだろう。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.