メーシーズが反落 買収提案の実現に懐疑的な見方も=米国株個別

材料
2023年12月13日 0時33分

(NY時間10:19)(日本時間00:19)

メーシーズ<M> 19.89(-0.88 -4.24%)

百貨店のメーシーズ<M>が反落。前日は投資家グループが58億ドルで買収提案を行ったと伝わり、買いが強まっていた。ただ、きょうはアナリストが投資判断を「売り」に引き下げている。投資家グループからの買収提案の実現に懐疑的な見方を示した。

「協議がどの程度進んでいるのか分からない上、この金利環境と同社が直面している継続的な課題から、買収資金の調達は難しい」と指摘。同社には他の百貨店以上の不動産価値があると考えているが、不動産の収益化は「言うは易く行うは難しである」との見解も示した。

投資家グループは同社の百貨店事業の再生には興味がなく、不動産資産のみに関心があるのではとの見方も出ている。高級百貨店のブルーミングデールズと、同社が2015年に買収したビューティーチェーンのブルーマーキュリーを場合によってはスピンオフしたいと考えている可能性が高いとの指摘も出ていた。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.