急落後のリバウンド狙う、ボリンジャー【－３σ】ブレイク銘柄 14社選出＜テクニカル特集＞ 12月14日版

特集

2023年12月14日 17時20分

14日の東京株式市場は日経平均株価が朝高後は下げに沈む展開となった。13日のNYダウは利下げ観測の強まりを追い風にして過去最高値を更新。投資家のリスク許容度の高まり自体は、日本株の下支え要因となったが、米長期金利が急低下しドル安・円高が進行。日銀によるマイナス金利解除の観測が根強いなかにあって、取引時間中にドル円相場は一時1ドル＝140円台まで円高が進み、輸出関連株などへの売りが重荷となった。日経平均終値は前日比240円安の3万2686円と4日ぶり反落。プライム市場の値上がり銘柄数は404、値下がり銘柄数は1221、変わらずは36。

本特集では、テクニカル指標で“買われ過ぎ”“売られ過ぎ”の目安として使われるボリンジャーバンドに注目しました。ボリンジャーバンド「－３σ」を14日終値が下回り、PBRがプライム市場平均の 1.27倍を下回った14社をリストアップ。－３σとのカイリ率が大きい順に記しました。

－３σをブレイクアウトした銘柄は、買い戻しやリバウンド狙いの買いが入りやすいとされており、短期的な買い候補として注目してはいかがでしょう。

-３σとの

銘柄名　　　　カイリ率　ＰＢＲ　ＰＥＲ

<8142> トーホー　　　　-2.24　　1.05　　 8.4

<7173> 東京きらぼし　　-1.02　　0.45　　 5.1

<8242> Ｈ２Ｏリテイ　　-0.97　　0.69　　13.7

<4042> 東ソー　　　　　-0.69　　0.72　　 9.3

<8473> ＳＢＩ　　　　　-0.55　　0.76　　－

<7211> 三菱自　　　　　-0.40　　0.70　　 4.5

<5970> ジーテクト　　　-0.39　　0.38　　 7.5

<7294> ヨロズ　　　　　-0.34　　0.29　　13.7