米小売売上高は予想外の増加 ホリデーシーズンの好調なスタート示す
日本時間22時半に発表になった11月の米小売売上高は前月比0.3%増と予想外の増加となった。自動車・ガソリンを除いたコア売上高も0.2%の増加となっている。ガソリン価格の低下により消費者がホリデーシーズンの幕開けに多くの買い物をしたことが示された格好。
レストラン・バー、スポーツ用品、オンライン小売がけん引し、13カテゴリー中8カテゴリーが増加した。ガソリンの売上は、ガソリン価格の下落が続き3%近く減少した。一方、百貨店はブラックフライデー商戦が低調であったことから、3月以来の減少となった。
GDPの算出に使用される、いわゆるコントロール・グループと呼ばれる、食品サービス、自動車、建材、ガソリンスタンドを除いた売上高は前月に失速した後に0.4%の増加となった。
*米小売売上高(11月)22:30
結果 0.3%
予想 0.0% 前回 -0.2%(-0.1%から修正)(前月比)
結果 0.2%
予想 -0.1% 前回 0.0%(0.1%から修正)(コア・前月比)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美