伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (12月15日記)
日経平均株価は、12日の高値3万3172円が戻り高値となって、現在が下げの流れへ入っているなら、本日は積極的な下げ場面になると考えられます。
その場合、寄り付き値が下放れて始まって、一気に下げ幅を拡大するという見方が有力になります。
昨晩、日経225先物が堅調に推移した経緯から、本日の寄り付き値は上放れて始まる公算です。
本日の寄り付き値の上放れは、現在が積極的な下げの流れへ入っていない(12日以降が保ち合いの動きか、昨日の安値が押し目になって再上昇を開始している)ことを示唆しています。
そのため、本日は寄り付き後、上値を試す動きになると考えられます。本日は価格が下げても、昨日の安値3万2515円前後で下値堅く推移する可能性があり
ます。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。2月10日発売!最新刊「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
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