NY為替:【NY午前外為概況】ドル・円は141円43銭から142円45銭で推移

通貨
2023年12月16日 2時00分

15日のニューヨーク午前の外為市場でドル・円は、142円45銭へ上昇後、141円43銭まで下落した。米国の12月NY連銀製造業景気指数は予想外の大幅マイナスだったが、ウィリアムズNY連銀総裁の利下げ観測をけん制するような発言が伝えられ、ドル買いが一時強まった。その後、11月鉱工業生産や12月製造業PMI速報値の予想下振れもあってドル売りとなり、また、来週の日銀会合を前に円買いも出たとみられる。

ユーロ・ドルは1.0948ドルから1.0902ドルまで下落。NY連銀総裁発言をきっかけに前日からのユーロやポンドの買いは後退したもよう。ユーロ・円は155円47銭へ上昇後、154円41銭まで下落した。

ポンド・ドルは1.2759ドルから1.2685ドルまで下落。ドル・スイスフランは0.8663フランから0.8699フランまで上昇した。

【経済指標】

・米・12月NY連銀製造業景気指数:-14.5(予想:2.0、11月:9.1)

・米・11月鉱工業生産:前月比+0.2%(予想:+0.3%、10月:-0.9%←-0.6%)

・米・11月設備稼働率:78.8%(予想:79.1%、10月:78.7%←78.9%)

・米・12月製造業PMI速報値:48.2(予想:49.5、11月:49.4)

・米・12月サービス業PMI速報値:51.3(予想:50.7、11月:50.8)

・米・12月総合PMI速報値:51.0(予想:50.5、11月:50.7)

【要人発言】

・ウィリアムズNY連銀総裁

「現在、利下げについて全く協議していない」

「3月利下げについて考えるのは尚早」

「市場は恐らく予測よりも強く反応している」

《KK》

提供:フィスコ

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