米CBO、24年のインフレは2.1%に低下見込む

市況
2023年12月16日 3時49分

米議会予算局(CBO)はきょう、インフレが向こう2年で鈍化し、FRBの目標とする2%に迫るとの予測を明らかにした。CBOはFRBが参照するPCEデフレータについて、24年は2.1%と前年の2.9%から低下すると予想。25年については、食品・エネルギーのインフレに対する下押し圧力が和らぎ、経済活動の拡大でサービス部門の一部分野の価格圧力がやや増すとして、2.2%に若干上昇する見通しを示した。

CBOはまた、失業率が来年10-12月期に4.4%に達し、その水準が25年を通じて維持されると見ている。今年の10-12月期は3.9%を見込んでいる。

GDPについては、インフレ調整後の実質で今年の2.5%から、来年は1.5%に鈍化すると予想。25年は金利低下と金融情勢の改善を追い風に、2.2%に回復すると見込んでいる。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.