アナリストがロクの投資判断を「売り」に引き下げ 株価は小幅安=米国株個別
ロク<ROKU> 95.86(-0.07 -0.07%)
アナリストが動画配信の受信機器やプラットホームを手掛けるロク<ROKU>の投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価を75ドルに設定した。先週末終値から22%低い水準。同社の成長機会は成熟し、現在の評価を正当化するのは厳しくなっていると指摘している。
同アナリストは「ディズニー+やネットフリックスのようなストリーミングプレイヤーが広告メニューを開始したため、同社の広告成長は打撃を受けている」と指摘。また、ハリウッドのストライキを主因とするメディアからの支出引き下げもあり、正常な状態を取り戻すには数四半期かかるとも指摘した。
ただ、株価は小幅安での推移に留まっている。
【企業概要】
北米において、コンテンツと広告のテレビストリーミングサービスを提供する。また、ストリーミングプレーヤー、自社ブランドのテレビ、スマートホーム製品、オーディオ製品などを販売し、サービス事業者やパートナーと機器ライセンス契約を結ぶ。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美