Kudanが安い、新株予約権発行で需給悪化を懸念
Kudan<4425>が安い。18日の取引終了後、第三者割当による第17回新株予約権(行使価額修正条項付き)を発行すると発表。将来的な需給悪化を懸念した売りが出ている。
発行新株予約権数は1万6000個(潜在株数160万株)で、希薄化率は議決権ベース(9月末時点)で最大18.48%。調達資金約18億8000万円(手取り概算額)は製品関連売り上げやソリューション事業の拡大に向けた研究開発・事業投資に充てる。
あわせて、24年3月期業績予想の修正を発表。最終損益を5億5000万円の赤字から2億7000万円の赤字(前期4億1300万円の赤字)へ見直した。継続的な外貨高によるグループ内取引からの為替差益や海外政府からの研究開発補助金を見込む。売上高見通しは据え置いた。