東京株式(前引け)=小幅反発、日銀決定会合の結果発表直前で強弱観対立

市況
2023年12月19日 11時52分

19日前引けの日経平均株価は前営業日比40円80銭高の3万2799円78銭と小幅反発。前場のプライム市場の売買高概算は6億3321万株、売買代金概算は1兆5862億円。値上がり銘柄数は694、対して値下がり銘柄数は898、変わらずは68銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は強弱観が対立するなか、方向感の見えにくい地合いとなった。日経平均株価は前日の終値をはさみ狭いゾーンでの往来に終始した。日銀の金融政策決定会合の結果発表を控え積極的な売買は見送られている。米株先物がやや軟調気味に推移しているものの、外国為替市場では足もとでドルが買い戻され、若干円安方向に振れていることは下値を支える材料となっている。全体売買代金は1兆5000億円台と様子見ムードを映し低調となった。なお、値上がり銘柄数を値下がり銘柄数が上回っており、TOPIXはマイナス圏で着地している。

個別では売買代金断トツのレーザーテック<6920>が大きく買われたほか、川崎汽船<9107>も活況高。東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>も買い優勢。JT<2914>が堅調、東京海上ホールディングス<8766>も頑強な値動き。ANYCOLOR<5032>は値上がり率トップに買われた。半面、日本製鉄<5401>が売られ、ソニーグループ<6758>、信越化学工業<4063>も冴えない。第一三共<4568>が売りに押された。宮越ホールディングス<6620>、山陽特殊製鋼<5481>が大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.