株価指数先物【昼】 日銀会合の結果を受けてランチタイムで急伸

市況
2023年12月19日 12時14分

日経225先物は11時30分時点、前日比10円高の3万2710円(+0.03%)前後で推移。寄り付きは3万2760円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2720円)にサヤ寄せする格好から、買い優勢で始まった。ただし、寄り付き直後に付けた3万2780円を高値に軟化し、現物の寄り付き後ほどなくして3万2580円まで売られた。売り一巡後は中盤にかけて3万2760円とプラスに転じ、終盤にかけて再び下げに転じるなど、前日の終値を中心とした上下100円程度のレンジ推移だった。

日経225先物は、日銀の金融政策決定会合の結果を受けてランチタイムで急伸し、25日移動平均線を捉えてきた。ランチタイムでの先物主導の上昇により、後場は裁定買いが加わることで、上げ幅を広げてくる可能性がありそうだ。25日線が支持線として機能するようだと、ショートカバーを誘いやすいだろう。ただし、アク抜けの動きは想定されていた面もあり、買い一巡後は、その後の植田和男総裁の会見内容を見極めたいとする模様眺めムードが強まりそうである。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.18倍に上昇した。日銀会合の結果を受けて、ランチタイムでは一時14.27倍まで上昇した。短期的なトレードが集中した格好であり、後場はリバランスの流れになりそうだ。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.