アナリストが中小型バイオテクノロジーの投資判断を「買い」に引き上げ=米国株個別

材料
2023年12月20日 0時20分

(NY時間10:05)(日本時間00:05)

アカディア・ファーマ<ACAD> 29.30(+0.28 +0.96%)

アミカス<FOLD> 13.11(+0.45 +3.52%)

リズム・ファーマ<RYTM> 46.64(+1.85 +4.13%)

アカディア・ファーマ<ACAD>、アミカス<FOLD>、リズム・ファーマ<RYTM>の3銘柄が上昇。アナリストが中小型バイオテクノロジーセクターの投資判断を変更し、「買い」に引き上げた。2024年の同セクターについて「慎重ながら楽観的」であるとし、ヘルスケアの中でバイオテクノロジーが相対評価でより魅力的に見えるなど、改善の兆しがあると述べている。

アカディアについては「Daybue」の商業化が引き続き好調に推移するとし、アミカスについては「Galafold」と「Pombility+Opfolda」の商業化に引き続き注力し、年末までに非GAAPベースの黒字化を達成すると予想している。リズム・ファーマの「MC4R」プログラムの長期的な可能性にも自信を深めているとした。

【企業概要】

*アカディア・ファーマ

中枢神経系疾患の治療薬を開発するバイオ医薬品会社。選択的セロトニン受容体インバースアゴニストであるNUPLAZIDは、パーキンソン病精神疾患に伴う幻覚や妄想症・認知症関連精神病の治療に有効。

*アミカス

希少疾患のための新薬の開発・提供に取り組むバイオテクノロジー会社。代謝性疾患の治療のために、αガラクトシダーゼAと結合するGalafoldを開発・販売する。また、ファブリー病・ポンペ病・バッテン病などを対象としたシャペロン補充療法技術を用いた薬剤を開発する。

*リズム・ファーマ

早期発症・高度肥満・飽食性という特徴を持つ肥満の希少遺伝子疾患の治療法の変革に取り組むバイオ医薬品会社。IMCIVREEは特定の希少遺伝子疾患である肥満症の患者向けに開発され、米国・EU・英国で承認・認可された治療薬で、成人及び6歳以上の小児患者の体重管理や、肥満治療と空腹感の抑制を適応とする。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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