アファームが大幅反発 BNPLでウォルマートと提携拡大=米国株個別
フィンテックのアファーム<AFRM>が大幅反発。同社は後払い(BNPL)決済システムを手掛ける。前日はアナリストの投資判断の「売り」への引き下げで売りが優勢となっていたが、きょうはウォルマート<WMT>との提携拡大の材料が出ている。
ウォルマートの4500以上の店舗で年末年始の買い物をセルフレジで支払うことができるようになった。両社は既存の関係をさらに強化し、より多くの店舗でアファームのプレゼンスを拡大し、セルフレジ端末で新たに支払いオプションを利用できるようにすると発表した。
同社声明で「最近のわれわれの調査で、米国人の半数以上(54%)が会計時にBNPL決済の選択肢を求めていることが明らかとなった。さらに76%の消費者が弊社でなければ購入を遅らせたり、購入しなかったりしたことが判明した」と述べている。
*BNPL(Buy Now, Pay Later)
【企業概要】
デジタル及びモバイルコマース向け次世代プラットフォームを構築する。消費者には、繰延金利・隠れ手数料・違約金なしで商品を購入できるPOS決済ソリューションを、加盟店には、需要創出と顧客獲得を強化する効果的なコマースソリューションを提供する。消費者向けエンドツーエンドのアプリも提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美