米景気先行指数、24年の最初の6カ月は浅い景気後退の可能性を示唆

市況
2023年12月22日 0時46分

*米景気先行指数(11月)00:00

結果 -0.5%

予想 -0.3% 前回 -1.0%(-0.8%から修正)(前月比)

日本時間0時に11月の米景気先行指数が発表となった。米経済活動は1カ月前の予測よりペースは遅いものの、再び縮小し、2024年の最初の6カ月は浅い景気後退の可能性を示唆している。コンファレンスボードが発表した11月の景気先行指数は10月に前月比1.0%低下した後、0.5%低下した。

コンファレンスボードによると、11月は住宅指標と労働指標が弱く、株価だけが実質的にプラスに寄与したという。2024年前半には短く浅い景気後退が予想されるとも付け加えた。

しかし、11月までの6カ月間で見れば、3.5%の低下となり、その前の6カ月間の4.3%の低下よりは低下幅が縮小している。

景気先行指数は景気サイクルの転換点を予測する予測変数。この指標は米新規失業保険申請件数、製造業新規受注、新築住宅の建築許可件数、株価、消費者信頼感など10項目から算出される。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.