ミシガン大、消費者のインフレに対する見方が大幅に改善
この日発表の12月調査のミシガン大消費者信頼感指数の確報値は69.7と速報値から若干上方修正され、11月調査からは大幅に改善されている。消費者マインドの回復についてミシガン大は、「消費者のインフレに対する見方が大幅に改善したことが理由だ」と指摘。「全体として、消費者心理は昨年6月にインフレがピークに達して以来の全般的な上昇傾向に戻ったが、物価高という重荷があるため、パンデミック前の水準に戻るには長い道のりがある」と述べた。
1年先のインフレ期待は速報値と同じく3.1%と2021年3月以来の低水準となり、マインドにも寄与した。
*ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)(12月)00:00
結果 69.7
予想 69.4 速報 69.4
・1年先インフレ期待
結果 3.1%
予想 3.1% 速報 3.1%
・5-10年先インフレ期待
結果 2.9%
予想 2.8% 速報 2.8%
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美