米景気が悪化すれば、来年はFRBの大幅利下げの可能性も
NY株式22日(NY時間11:35)(日本時間01:35)
ダウ平均 37457.75(+53.40 +0.14%)
ナスダック 15018.21(+54.34 +0.37%)
CME日経平均先物 33395(大証終比:+335 +1.01%)
きょうの米株式市場でダウ平均は小幅高の展開が続いている。クリスマス休暇前で市場の動意は薄いものの、このところの上げに対する調整を強めようとする動きまでは見られていない。市場では来年3月までの利下げをほぼ完全に織り込んでいる状況で、引き続き利下げ期待は米株式市場を支えている。
ストラテジストからは、市場で織り込まれている来年3月の利下げ期待は少し早いとしながらも、景気が悪化すれば来年はFRBの大幅利下げが行われる可能性があるとの指摘が出ている。現在、短期金融市場での5回以上の利下げの織り込みは、ソフトランディングというよりも、むしろ景気後退を物語っているという。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美