公益、主要11セクターで唯一の下落 先行き期待感を高めている証拠とも

市況
2023年12月23日 3時32分

NY株式22日(NY時間13:22)(日本時間03:22)

S&P500 4765.28(+18.53 +0.39%)

今週も米株式市場は好調な値動きを見せ、S&P500は週足で8週連続の陽線で終わりそうだ。S&P500の8週連続のプラスは2017年以来の長さ。S&P500の主要11セクターもほぼすべて上昇して終りそうだが、公益セクターだけは陰線引けとなりそうだ。先週から0.65%下落し、主要11セクターの中で唯一の下落となっている。

ピナクル・ウェスト<PNW>がセクターの下げをリードし約3%下落。次にパフォーマンスが悪かったのはドミニオン<D>とコンステレーション・エナジー<CEG>で、それぞれ2%超の下落を記録している。ただ、ディフェンシブの代表格でもある公益セクターが軟調なことはある意味、市場が先行き期待感を高めている証拠でもある。

今週最もパフォーマンスの良かったのは通信サービスで4%以上の上昇。このセクターには、アルファベット<GOOG>、メタ<META>、ネットフリックス<NFLX>など大手ITが含まれ、その上昇に助けられた。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.