決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】 … 神戸物産、西松屋チェ、アスクル (12月15日~21日発表分)

特集
2023年12月23日 15時30分

―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―

企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から22日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1 セルソース <4880>

23年10月期の経常利益(非連結)は前の期比24.6%減の11.9億円になり、24年10月期も前期比13.1%減の10.3億円に減る見通しとなった。

▲No.4 プロレド <7034>

23年10月期の連結営業損益は3.7億円の赤字(前の期は1.4億円の赤字)に赤字幅が拡大し、24年10月期も9.1億円の赤字に赤字幅が拡大する見通しとなった。

▲No.5 アクシージア <4936>

24年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比19.8%減の3.8億円に減り、通期計画の23億円に対する進捗率は16.6%にとどまり、3年平均の22.2%も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  下落率  発表日 決算期 経常変化率

<4880> セルソース   東P   -15.71   12/15 本決算   -13.15

<1873> 日本ハウス   東P   -7.30   12/15 本決算     -

<7545> 西松屋チェ   東P   -7.11   12/15   3Q    4.62

<7034> プロレド    東P   -5.46   12/15 本決算     -

<4936> アクシージア  東P   -3.65   12/15   1Q   -19.79

<2678> アスクル    東P   -0.64   12/15  上期    5.89

<3038> 神戸物産    東P   -0.22   12/15 本決算    10.11

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした22日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。

「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

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