アルバイトTは上限29%超の自社株TOB実施へ、創業者が売却意向
アルバイトタイムス<2341>はこの日の取引終了後、24年2月期業績予想の修正を発表した。売上高を44億100万円から42億8500万円(前期比6.0%増)へ、最終利益を6700万円から700万円(同84.1%減)へ引き下げた。
想定よりも雇用環境の改善スピードが遅いことが売上高を押し下げる。利益面ではコスト見直しによる効果があるが、自社株TOBに関する費用計上が響き最終減益となる見通し。配当予想については記念配当2円の実施を発表した。これにより年間配当は5円(前期3円)となる見込み。
あわせて、750万株(自己株式を除く発行済み株数の29.98%)を上限に自社株TOBを実施すると発表した。TOB価格は1株100円。買い付け期間は12月26日から来年1月29日まで。創業者の満井義政氏が保有株(672万7400株)をすべて売却する意向を示しているという。