マンU、ラトクリフ氏が25%取得で決着=米国株個別
(NY時間09:49)(日本時間23:49)
マンU<MANU> 20.41(+0.57 +2.87%)
英プレミアムリーグのマンチェスター・ユナイテッド<MANU>が上昇。英資産家ラトクリフ氏が同クラブの株式取得を完了した。同クラブを巡っては、カタールの政府系ファンドやヘッジファンドなどによる競合案を制し、入札合戦に終止符を打った。ラトクリフ氏は傘下の英化学メーカー、イネオスを通じ、マンUの25%株式を1株33ドルで取得する。約54億ドルでの評価で、当初期待されていた60億ドルは下回る。
ラトクリフ氏はオーナーのグレイザー家が所有するクラスB株(議決権はA株の10倍)の25%を取得し、上場されているクラスA株25%の公開買い付けを開始する。そのほか同クラブに3億ドルを投資し、取締役会で2席を得る。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美