アップル・ウォッチの販売禁止、ホワイトハウスは覆さず=米国株個別
(NY時間09:56)(日本時間23:56)
アップル<AAPL> 192.59(-0.46 -0.24%)
特許紛争を理由にアップル・ウオッチの一部機種の販売が禁止されている問題で、ホワイトハウスは米国際貿易委員会(ITC)の販売停止の判断を支持した。アップル<AAPL>はきのう、ITCの判断を不服とし米連邦特別行政高裁に上訴した。
ITCは10月にアップルがアップル・ウォッチに搭載した血中酸素センサーがマシモ<MASI>の技術特許を2件侵害したと判断したが、ホワイトハウスには60日間の精査期間があった。米通商代表部(USTR)の決定はタイ代表が下した。USTRは声明で「慎重に協議した結果、ITCの判断が最終判断となる」と説明。
最終判断が下されるのに先立ち、アップルは米国においてアップル・ウォッチのシリーズ9とウルトラ2のオンラインおよび実店舗販売を停止している。
株価は小幅安での推移。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美