第一生命HDや東京海上が堅調、日銀「オペ紙」受け超長期金利に上昇圧力

材料
2023年12月28日 12時35分

第一生命ホールディングス<8750>や東京海上ホールディングス<8766>、MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725>など、保険株の一角が堅調に推移している。27日の取引終了後、日銀が長期国債買い入れの四半期予定(通称オペ紙)を発表した。1月以降は、中期・長期ゾーンの1回当たりのオファー額の下限を引き下げたほか、超長期ゾーンとなる「残存期間10年超25年以下」と「同25年超」の1カ月のオファー回数をそれぞれ1回ずつ減らした。これをサプライズとする受け止めもあって、28日の円債市場では債券需給が和らぐとの見方から、超長期金利に強い上昇圧力が掛かっている。超長期債の大きな買い手となっているのは国内の生損保であることから、保険株に対しては運用環境の好転による収益押し上げ効果を期待した買いが入ったようだ。東証の業種別指数で「保険業」は上昇率上位となっている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.