銚子丸が24年5月期最終益予想を引き上げ、価格改定や省力化が奏功
銚子丸<3075>は28日の取引終了後、24年5月期第2四半期累計(5月16日~11月15日)の決算発表にあわせ、通期の業績予想を修正した。最終利益の見通しをこれまでの6億9600万円から8億4600万円(前期比51.7%増)に引き上げた。価格改定の効果が出たほか、機械化・省力化による利益体質の改善努力も奏功。第2四半期までの実績を通期の予想に反映した。
今期の売上高の見通しは据え置いた。店舗内装や設備・備品について24年1~3月に集中的な更新を予定。人件費の上昇による販売費及び一般管理費の大幅な増加も見込む。11月中間期の売上高は前年同期比15.4%増の101億7200万円、最終利益は同4.1倍の5億7200万円だった。売上高は計画に対し未達となったが、利益は想定を上回って着地した。