本日注目すべき【好決算】銘柄 岡山製紙、銚子丸、北恵 (28日大引け後 発表分)
12月28日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
岡山製紙 <3892> [東証S] ★今期経常を98%上方修正・4期ぶり最高益更新へ
◆24年5月期の経常利益(非連結)を従来予想の8億円→15.8億円に97.5%上方修正。増益率が15.4%増→2.3倍に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。物価上昇による消費抑制の影響で段ボール原紙を中心とした板紙の需要が減退しているものの、前期に実施した製品価格の改定効果などで吸収し、利益は大きく上振れする。
銚子丸 <3075> [東証S] ★今期経常を21%上方修正
◆24年5月期の経常利益(非連結)を従来予想の11.4億円→13.8億円に21.3%上方修正。増益率が44.0%増→74.6%増に拡大する見通しとなった。価格改定やフルオーダー化に伴う廃棄ロス減少などで原価率が低下することに加え、コロナ下に推進してきた機械化・省力化などの効果も上振れにつながる。
北恵 <9872> [東証S] ★今期経常は2%増で3期連続最高益更新へ
◆23年11月期の経常利益(非連結)は前の期比16.6%増の11.7億円になり、従来予想の10.1億円を上回って着地。続く24年11月期も前期比1.5%増の11.9億円に伸び、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は外壁工事や住設工事などの工事売上・工事領域の拡大、太陽光発電システム・蓄電池をはじめとした環境配慮商品やオリジナル商品の拡販などに引き続き注力する方針。
★元日~4日に、2024年「新春特集」を一挙、"27本"配信します。ご期待ください。
株探ニュース