北恵が大幅反発、24年11月期経常益は3期連続最高益更新を計画
北恵<9872>が大幅反発。28日の取引終了後、23年11月期の単体決算発表にあわせ、24年11月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比3.6%増の646億円、経常利益は同1.4%増の11億9000万円を見込む。経常利益は3期連続で過去最高を計画しており、ポジティブ視されたようだ。
新築住宅とともに、リフォーム・リノベーション市場や非住宅市場で既存取引先との関係強化と新規取引先の開拓に努める。太陽光発電システム・蓄電池など、環境配慮商品やオリジナル商品の拡販にも注力するという。
あわせて同社は第65期記念配当6円50銭を加えて30円50銭としていた前期の年間配当にについて、普通配当を6円増額し、36円50銭で決定したと発表した。投資有価証券売却益の計上により、前期の最終利益が計画を上回ったため。今期の年間配当は28円を計画する。23年11月期の売上高は前の期比2.5%増の623億6800万円、経常利益は同16.7%増の11億7200万円だった。