アテクトが続伸で800円台乗せ、半導体保護資材のニッチトップで投資資金が食指
アテクト<4241>が続伸。前日にマドを開けて80円高の急騰を演じたが、きょうもその余勢を駆って一時42円高の824円まで上値を伸ばす場面があった。半導体関連人気は時価総額の大きい主力どころから値動きの軽い中小型株に波及してきた。同社は半導体保護資材(スペーサーテープ)で世界シェア約7割という圧倒的シェアを有しており、半導体市況の底入れが確認されるなか、水準訂正を見込んだ投資マネーが流入している。直近信用買い残も26万株程度にとどまっており、株式需給面でも上値の重さは意識されにくい。