東京株式（前引け）＝前日比６９円安、様子見姿勢強く上値重い
２９日前引けの日経平均株価は前日比６９円２５銭安の３万３４７０円３７銭。前場のプライム市場の売買高概算は５億４００７万株、売買代金概算は１兆３９３７億円。値上がり銘柄数は１０６７、値下がり銘柄数は５２１、変わらずは７０銘柄だった。
日経平均株価は小幅続落。前日の米株式市場は、ＮＹダウは３日続伸し最高値を更新した一方でナスダック指数は小幅安と高安まちまち。これを受けた東京市場は軟調にスタート。一時プラス圏に浮上する場面があったが、買い一巡後は売りが膨らみ再びマイナス圏に転じた。きょうは年内最終売買の大納会だが、年末・年始の連休に入ることもあり様子見姿勢は強く上値は重く、ポジション整理の売りも出ている様子だ。
個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>が安く、川崎汽船<9107>や日本郵船<9101>も値を下げた。ファーストリテイリング<9983>や信越化学工業<4063>が軟調だった。半面、トヨタ自動車<7203>や東京電力ホールディングス<9501>、楽天グループ<4755>が高く、任天堂<7974>やソニーグループ<6758>が値を上げた。