任天堂が新値街道に突入、米金利低下・グロース優位シナリオ見越した資金流入の期待
任天堂<7974>が株式分割を考慮したベースで2007年につけた高値7320円を上回り、新値街道に突入した。特段の材料は出ていないが、FRBの利下げ観測が強まるなか、米長期金利の低下を背景とした世界的なグロース系銘柄の上昇を見越し、海外勢を中心に大型グロース株としてみなされている同社株に資金が流入しているとの見方がある。更に市場の一部では「ニンテンドースイッチ」の後継機が2024年にも発売されるとの思惑もあって、幅広い投資家の買いを誘い株高に弾みがついた。