JIA反落、ライツ・オファリング発表で需給悪化に懸念
ジャパンインベストメントアドバイザー<7172>が反落。28日の取引終了後、ライツ・オファリング(新株予約権無償割当)による増資の実施を発表。将来的な株式需給の悪化を懸念した売りが出ている。
自社以外のすべての株主に対し、2024年1月17日に保有株1株につき新株予約権1個(行使代金357円で1株交付)を割り当てる。行使期間は同年1月17日~3月11日。行使されなかった新株予約権は一定の上限の範囲内で引受会社に譲渡し、引受会社が行使する。調達資金約102億円は子会社への貸付金に充てる。
あわせて、23年12月期連結業績予想の修正を発表。売上高を193億円から214億5000万円(前期比18.9%増)へ、営業利益を50億円から54億3000万円(同4.2倍)へ引き上げた。