決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】 … 高島屋、Jフロント、クスリアオキ (12月22日~28日発表分)
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から29日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 クスリアオキ <3549>
24年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常利益は前年同期比38.0%減の69.8億円に落ち込んだ。
▲No.4 DCM <3050>
24年2月期の連結経常利益を従来予想の306億円→280億円(前期は295億円)に8.5%下方修正し、一転して5.3%減益見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の187億円→225億円(前期は181億円)に20.3%上方修正し、増益率が3.1%増→24.1%増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
▲No.5 象印 <7965>
23年11月期の連結経常利益は前の期比11.7%増の64.9億円に伸びたが、24年11月期は前期比12.3%減の57億円に減る見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3549> クスリアオキ 東P -8.37 12/28 上期 -37.96
<8011> 三陽商 東P -5.08 12/27 3Q 52.45
<3086> Jフロント 東P -4.50 12/26 3Q 61.99
<3050> DCM 東P -3.07 12/27 3Q -9.39
<7965> 象印 東P -2.99 12/25 本決算 -12.25
<8276> 平和堂 東P -2.65 12/28 3Q 14.21
<2935> ピックルス 東P -1.86 12/28 3Q 3.62
<8233> 高島屋 東P -1.34 12/25 3Q 46.41
<3333> あさひ 東P -0.63 12/25 3Q -4.97
<4825> WNIウェザ 東P -0.37 12/28 上期 -1.98
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした29日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース