ダウ先物は200ドル超下落 年始は売り先行で始まりそうな気配=米国株

市況
2024年1月2日 23時13分

米株価指数先物(3月限)(NY時間08:50)(日本時間22:50)

ダウ先物 37775(-237.00 -0.62%)

S&P500 4781.00(-39.00 -0.81%)

ナスダック100先物 16843.25(-180.25 -1.06%)

きょうから2024年の相場がスタートするが、米株価指数先物市場でダウ先物は200ドル超下落しており、本日の米株式市場は売り先行で始まりそうな気配だ。

特段の悪材料が出ている訳ではなさそうだが、株価指数は昨年末まで9週連続で上昇し、最高値更新を続ける中で、高値警戒感が出ているもの思われる。米国債利回りも本日は上昇しており、昨年上げをリードしたIT・ハイテク株も時間外で軟調に推移している。

市場は、今年のFRBの利下げ開始を確信し、短期金融市場では3月までの利下げ開始をかなりの確率で織り込んでいる。今週発表される米雇用統計などの雇用指標やFOMC議事録などが、市場の見方を正当化すると期待しているようだ。

ただ、行き過ぎとの声も絶えない中で一部からは、「問題は、現在の米株式市場はすべてが上手く行くことを想定して値付けし、最高値圏にある点だ。想定外の動きが出れば、投資家の意識が一旦、急速に下に傾き易くなっている」との声も出ている。

アップル<AAPL>が時間外で軟調。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価を160ドルとした。アイフォーンの販売台数が低調で、マック、iPad、ウェアラブルも回復が見られないという。

仮想通貨関連株が時間外で上昇。ビットコインが約2年ぶりに4万5000ドル台を回復したことが好感されている。ビットコインに直接投資する上場投資信託(ETF)の米当局承認への期待感が強まっている。1月10日までに米証券取引委員会(SEC)が発表。

テスラ<TSLA>が時間外で小幅高。先ほど第4四半期の出荷台数を公表し、48万4507台となった。市場予想は48万3173台でコンセンサスとほぼ一致した。生産台数は49万4989台と予想の48万2336台を上回っている。これで2023年の納車台数は前年比38%増の181万台、生産台数は前年比35%増の185万台となった。

(NY時間09:00)(日本時間23:00)時間外

コインベース<COIN> 177.00(+3.08 +1.77%)

マラソン・デジタル<MARA> 26.77(+3.28 +13.96%)

ライオット<RIOT> 16.98(+1.51 +9.76%)

マイクロストラテジー<MSTR> 684.10(+52.48 +8.31%)

アップル<AAPL> 188.10(-4.43 -2.30%)

マイクロソフト<MSFT> 373.30(-2.74 -0.73%)

アマゾン<AMZN> 150.67(-1.27 -0.84%)

アルファベット<GOOG> 139.60(-1.33 -0.94%)

テスラ<TSLA> 250.69(+2.21 +0.89%)

メタ・プラットフォームズ<META> 350.51(-3.45 -0.97%)

AMD<AMD> 144.30(-3.11 -2.11%)

エヌビディア<NVDA> 493.04(-2.18 -0.44%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.