FOMC議事録後もドル高・株安が続く 「より高く、より長く」の金利環境の可能性を強調
日本時間4時に公表された12月分のFOMC議事録の発表を受けて、小幅な反応に留まっているものの、ドル高・株安の流れは継続している。議事録では「金利は予想よりも長くピークに留まる可能性。政策金利は当面の間、制限的な水準に留まる」と指摘しており、「より高く、より長く」の金利環境の可能性を強調した内容となった。
ドル円は143.65円付近と本日高値圏での推移が続いており、ダウ平均は193ドル安と本日安値圏での取引が続いている。
ただ、3月までの利下げ開始への期待はさほど変化はなく、80%程度の確率で推移している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美