アテクトは地合い悪ものともせず急騰続く、5連騰で約5カ月ぶり昨年来高値更新
アテクト<4241>は全般相場が波乱含みの下げとなるなか、逆行高で5連騰。一時94円高の976円まで駆け上がり、昨年8月14日につけた高値949円を上回り昨年来高値を大幅更新した。わずか時価総額40億円前後の小型株ながら、同社が製造する半導体保護資材(スペーサーテープ)はグローバルシェアが約7割という断トツの商品競争力を誇る。国内でも今後はTSMC<TSM>とソニーグループ<6758>協業による熊本工場や日の丸半導体会社ラピダスの北海道・千歳工場など大規模な生産設備が立ち上がる予定で、同社の存在感が高まることが予想される。足もとで時価総額見直しの動きが強まっている。
最終更新日:2024年01月04日 10時49分