株価指数先物【昼】 -1σまでの調整を経て3万3000円を上回っての推移

市況
2024年1月4日 11時57分

日経225先物は11時30分時点、前日比400円安の3万3020円(-1.19%)前後で推移。寄り付きは3万2970円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3065円)を下回り、節目の3万3000円を割り込んで始まった。ショートの動きが強まるなか、寄り付き後ほどなくして一時3万2670円まで下落幅を広げる場面も見られた。売り一巡後は終盤にかけてショートカバーが入り、3万3150円まで下落幅を縮めた後は、節目の3万3000円を上回っての推移を継続している。

日経225先物は、節目の3万3000円を下回ってのスタートとなるなか、ショートの動きが強まり、一気にボリンジャーバンドの-1σまで下落した。東京エレクトロン <8035> [東証P]やアドバンテスト <6857> [東証P]など、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の下落が日経平均型の重荷となった。ただし、売り一巡後は3万3000円を上回っての推移から25日移動平均線近辺での攻防を見せている。長い下ヒゲを残す形状であり、25日線水準での底堅さが意識されてくるようだと、ややリバウンドを狙ったロングが入りやすいだろう。

なお、NT倍率は先物中心限月で13.97倍に低下した。25日、200日線を割り込み、75日線水準まで一気に下げてきた。昨年12月の低下局面で支持線として機能していた75日線に接近するなか、ここからはNTショートの巻き戻しを想定した動きが入りそうだ。

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