千趣会は下値模索の展開、業績悪を嫌気した売り続く
千趣会<8165>は下値模索の展開。同社はカタログ通販大手。11月に第3四半期累計決算とあわせ、23年12月期通期業績予想の下方修正を発表。売上高を550億円から480億円(前の期比18.5%減)へ、営業損益を38億円の赤字から62億円の赤字(前の期81億3900万円の赤字)へ引き下げた。外出機会の増加による消費行動の変化や物価上昇による節約志向の高まりを背景に通販市場が伸び悩むなか、カタログ配布部数減による受注減の影響が予想以上に大きかった。業績悪が嫌気され、同社株には売りが続いている。