ダウ先物は反発もナスダック100は軟調 IT・ハイテク株への売り続く=米国株
米株価指数先物(3月限)(NY時間08:38)(日本時間22:38)
ダウ先物 37777(+80.00 +0.21%)
S&P500 4744.50(-2.00 -0.04%)
ナスダック100先物 16473.75(-64.25 -0.39%)
米株価指数先物市場でダウ先物は反発している一方、IT・ハイテク株には売りが続いており、ナスダック100は軟調に推移している。今年に入ってIT・ハイテク株の下げを主導しているアップル<AAPL>が時間外で4日続落。アナリストのレポートでアイフォーンの販売への懸念が高まっているが、本日も別のアナリストから同様のレポートが出ていた。
一方、取引開始前にウォルグリーン<WBA>が9-11月決算(第1四半期)を発表し、予想を上回る内容だったものの、同時に四半期配当の48%の減配を発表していた。ただ、市場は好意的に見ているようで、ウェントワースCEOは「キャッシュフローを増加させ、薬局事業とヘルスケア事業への投資資金を確保する」と述べていた。
「米株式市場は昨年の上昇でポジショニング、センチメント、そのすべてがかなり伸びている。ちょうどその反動が来る時期だ」との声も聞かれた。
なお、先ほど発表の12月のADP雇用統計や米新規失業保険申請件数は予想以上の内容となり、雇用の力強さを示したものの、明日に米雇用統計を控えていることもあり、米株式市場の反応はいまのところ限定的。
(NY時間08:48)(日本時間22:48)時間外
ウォルグリーン<WBA> 25.69(+0.12 +0.47%)
アップル<AAPL> 182.10(-2.15 -1.17%)
マイクロソフト<MSFT> 370.78(+0.18 +0.05%)
アマゾン<AMZN> 145.95(-2.52 -1.70%)
アルファベット<GOOG> 140.65(+0.29 +0.21%)
テスラ<TSLA> 238.56(+0.11 +0.05%)
メタ・プラットフォームズ<META> 344.43(-0.04 -0.01%)
AMD<AMD> 133.74(-1.58 -1.17%)
エヌビディア<NVDA> 476.80(+1.11 +0.23%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美