NY株式:NYダウは10ドル高、雇用統計待ち

市況
2024年1月5日 6時51分

米国株式市場はまちまち。ダウ平均は10.15ドル高の37,440.34ドル、ナスダックは81.91ポイント安の14,510.30で取引を終了した。

予想を上回った雇用関連指標を受けてソフトランディング期待も金利高で、寄り付き後、まちまち。12月サービス業PMIも予想外に上方修正され、長期金利が一段と上昇するとハイテクがさらに売られ、相場の重しとなった。ダウは銀行セクターが支え終日堅調に推移したが、終盤にかけ雇用統計を控えた調整などに上げ幅を縮小し、終了。セクター別では、ヘルスケア機器・サービス、銀行が上昇した一方、小売が下落した。

在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブ(PTON)は独自コンテンツ提供でTikTokとの提携を発表し、大幅高。半導体のマイクロン(MU)やクレジットカード会社のアメリカン・エクスプレス(AXP)、ホームセンター運営のホーム・デポ(HD)はそれぞれアナリストの投資判断引き上げで上昇した。携帯端末のアップル(AAPL)はアナリストの投資判断引き下げで、下落。加工食品メーカーのコナグラ・ブランズ(CAG)は需要回復が冴えず通期の業績見通しを引き下げ、下落した。

また、ドラッグストア小売店運営のウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)は四半期決算で1株利益が予想を上回ったが、通期の既存店売り上げ見通しを引き下げたほか、減配を発表し、下落。ファーストフードチェーン運営会社のマクドナルド(MCD)は中東での戦争を巡る抗議運動などが売り上げに影響すると最高経営責任者(CEO)が警告し、下落した。

会員制倉庫型卸売・小売り会社のコストコ(COST)は取引終了後に12月の既存店売上増を発表。時間外取引で買われている。

(Horiko Capital Management LLC)

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.