東京株式(前引け)=前日比154円高、為替の円安進行も追い風
5日前引けの日経平均株価は前日比154円33銭高の3万3442円62銭。前場のプライム市場の売買高概算は7億9815万株、売買代金概算は1兆9746億円。値上がり銘柄数は837、値下がり銘柄数は772、変わらずは48銘柄だった。
日経平均株価は底堅く推移。前日のNYダウは10ドル高と反発したほか、足もとで為替は1ドル=144円台後半に円安が進行し、輸出関連株などが堅調な値動きとなった。日経平均株価は上昇してスタートした後、一時マイナス圏に下落する場面もあった。ただ、下値には買いが入り、売り一巡後は切り返した。業種別では、証券や不動産、輸送用機器、銀行などが値を上げている。
個別銘柄では、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>が高く、トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>が値を上げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>もしっかり。半面、レーザーテック<6920>やソシオネクスト<6526>が安く、東京電力ホールディングス<9501>や信越化学工業<4063>、ニトリホールディングス<9843>が値を下げた。