アロジーンが大幅安 合理化計画を発表し、それを受けてアナリストが投資判断を「中立」に引き下げ=米国株個別

材料
2024年1月5日 23時59分

(NY時間09:47)(日本時間23:47)

アロジーン<ALLO> 2.77(-0.62 -18.17%)

アロジーン・セラピューティクス<ALLO>が大幅安。同社は今後の合理化計画を発表し、それを受けてアナリストが投資判断を「中立」に引き下げた。同社が計画している試験実施体制の合理化により市場参入が遅れる可能性があると指摘。

リリースで同社は、パイプラインの優先順位に焦点を当て、第1四半期にリソース再編を可能にするとしている。再発の可能性が高い大細胞型B細胞性リンパ腫患者に対するファーストライン治療計画の一環として、アルファ3試験におけるcema-cel製品の開発に注力する。この取り組みにより、キャッシュ喪失が減少し、2026年まで資金は維持される見込み。また、アルファ2試験とエクスパンド試験の優先順位を下げるとも述べた。

【企業概要】

がん治療として、健康なドナーからのT細胞を用いた細胞療法を開発する。タンパク質工学、遺伝子編集、遺伝子挿入といった高度なT細胞製造技術を活用し、複数のCAR-T細胞製品候補のパイプラインを開発する。多発性骨髄腫、透明細胞腎細胞がん、その他の血液がんや固形がんを対象とした製品候補の開発も進める。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.