アジア株 総じて下落、上海株は続落
東京時間17:34現在
香港ハンセン指数 16224.45(-310.88 -1.88%)
中国上海総合指数 2887.54(-41.65 -1.42%)
台湾加権指数 17572.66(+53.52 +0.31%)
韓国総合株価指数 2567.82(-10.26 -0.40%)
豪ASX200指数 7451.55(-37.52 -0.50%)
インドSENSEX30種 71580.25(-445.90 -0.62%)
8日のアジア株は、ほぼ全面安となった。中国景気への先行き不透明感が続いていることや、米雇用統計が強かったことで利下げ開始時期が後ずれするとの見方などが重石となっている。
上海総合指数は大幅続落。全業種が下落。なかでもIT関連が安く、半導体関連のハイゴン・インフォメーション・テクノロジー、通信装置のフォックスコン・インダストリアル・インターネット、ソフトウェア開発の北京キングソフト・オフィス・ソフトなどが売られた。不動産関連の保利置地集団、上海万業なども下落。自動車メーカーの長城汽車なども冴えなかった。
香港ハンセン指数は大幅続落。ほとんどの銘柄が下落している。生活関連サービスの美団(メイトゥアン)、スポーツ用品メーカーの李寧(リー・ニン)、自動車販売の中升控股 (チョンサン・グループ・ホールディングス)など特に消費関連銘柄の下げが大きかった。信義玻璃控股 (信義ガラス)や薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)なども下落率上位に名を連ねた。
豪ASX200指数は続落。ほとんどの業種が下げる中で、特に半導体関連のウィービット・ナノの下げが目立った。ヘルスケア関連も安く、医薬品メーカーのCSLが下げたほか、感染対策研究のナノソニックの下げ幅が大きかった。金融大手のCBAやマッコーリーなども下落。資源関連のBHPグループ、リオ・ティントなども売られた。