トランプ氏、訴え退けるよう要求

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2024年1月9日 3時45分

トランプ前米大統領は、2020年大統領選の結果を覆そうとする共謀を主導したとしてジョージア州大陪審が同氏らを起訴した刑事裁判について、訴えを退けるよう同州の判事に求めた。同一の行為を巡って弾劾裁判にかけられたが、連邦上院は無罪評決を下したため、訴追を免れるはずだと主張した。

同州アトランタの裁判所に8日提出された訴状によれば、トランプ氏陣営は、連邦上院が弾劾裁判で無罪評決を下したとし、20年大統領選に伴う不正行為に関して自身は放免されたとの主張を展開。

合衆国憲法の下では、大統領が刑事訴追されるのは、弾劾されて上院が同一の行為に関して有罪と評決した場合のみだと指摘し、「同一の犯罪で二度に渡って裁かれない原則(一事不再理)を根拠に、並行して行われている州の裁判は禁じられる」と訴えた。

出所:MINKABU PRESS

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