本日注目すべき【好決算】銘柄 ダイセキS、サンエー、ハイデ日高 (5日大引け後 発表分)

注目
2024年1月9日 7時01分

1月5日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

ダイセキS <1712> [東証S]  ★今期経常を14%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額

◆24年2月期の連結経常利益を従来予想の25.7億円→29.4億円に14.3%上方修正。増益率が82.5%増→2.1倍に拡大し、従来の8期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。中京、関東、関西エリアにおける土壌処理・工事、調査案件が引き続き好調に推移したことに加え、コンサルティング営業・ダイセキ連携などの高付加価値案件も寄与し、3-11月期業績が想定を上回る着地となったことを反映した。

業績好調に伴い、年間配当を従来計画の10円→12円(前期は10円)に増額修正した。

サンエー <2659> [東証P]  ★3-11月期(3Q累計)経常が55%増益で着地

◆24年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比55.4%増の121億円に拡大して着地。行動制限の大幅な緩和に伴う外出需要の回復や観光客の増加などを背景に、既存店売上高の前年同月比プラスが続いた。

通期計画の144億円に対する進捗率は83.9%に達しており、業績上振れが期待される。

ハイデ日高 <7611> [東証P]  ★3-11月期(3Q累計)経常は87%増益、配当6円増額修正

◆24年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比87.2%増の37.7億円に拡大して着地。新型コロナウイルスの5類移行で経済活動の正常化が一段と進展するなか、値上げやキャンペーンの実施などが奏功し、30.9%の大幅増収を達成した。

通期計画の43億円に対する進捗率は87.9%に達しており、業績上振れが期待される。併せて、年間配当を従来計画の29円→35円(前期は24円)に増額修正した。

同時に発表した12月の既存店売上高は前年同月比19.0%増と増収基調が続いた。

ダイセキ <9793> [東証P]  ★今期経常を5%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も6円増額

◆24年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比20.4%増の121億円に伸びて着地。ダイセキ環境ソリューション <1712> が手掛ける土壌汚染処理関連事業における中京・関東・関西エリアでの大規模土壌処理案件が業績拡大に大きく貢献した。

併せて、通期の同利益を従来予想の143億円→150億円に4.9%上方修正。増益率が9.5%増→14.9%増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

業績好調に伴い、年間配当を従来計画の60円→66円(前期は60円)に増額修正した。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.