サッポロHDが4連騰で新値街道走る、“物言う株主”3Dインベストメントが筆頭株主に
サッポロホールディングス<2501>の上値追い鮮明、4連騰で連日の昨年来高値更新と気を吐いている。足もとで株主構成における思惑が同社の株価を強く刺激している。同社は前週末5日に、シンガポールの投資ファンドで“物言う株主”として知られる3Dインベストメント・パートナーズが同社の筆頭株主となったことを発表、これが株価上昇を後押しする格好となった。23年12月期の同社の業績は売上高、利益ともに増加を見込んでいるが、収益力に課題があり、3Dインベストメントは「純投資及び(状況に応じて)経営陣への助言、重要提案行為を行う」ことを保有目的に掲げており、先行き収益力強化に向けた期待感が投資資金を誘引しているもようだ。