クスリアオキが3日続伸、愛媛県の食品スーパーを持ち分法適用関連会社化
クスリのアオキホールディングス<3549>が3日続伸している。前週末5日の取引終了後、愛媛県を中心に食品スーパーを展開するママイ(愛媛県四国中央市)株式の33.4%を取得し持ち分法適用関連会社化するとともに、岐阜県でホームセンター1店舗を展開するウッドペッカー(岐阜県関ケ原町)が運営するホームセンター1店舗を譲受すると発表しており、好材料視されている。
ママイの持ち分法適用関連会社化は、クスリアオキにとって新規エリアとなる四国地方において、食品スーパーの持つ新鮮な食材の品揃えとドラッグストアの持つヘルス&ビューティーや日用品の品揃え、また処方箋を取り扱う調剤薬局を組み合わせることで、地域の顧客に利用しやすい店舗を作ることが狙い。また今後、ママイをグループに迎えるための準備ともしている。一方、ウッドペッカーからの事業譲渡は岐阜地区におけるドミナントを強化することが狙いとしている。なお、両件による業績への影響は精査中としている。
同時に、12月度の営業速報を発表しており、既存店売上高は前年同月比11.0%増と増収基調が続いた。