エア・テストが決算受け大幅安 売上高ガイダンスを下方修正=米国株個別
(NY時間10:08)(日本時間00:08)
エア・テスト<AEHR> 19.00(-3.35 -14.99%)
半導体の検査システムを手掛けるエア・テスト・システムズ<AEHR>が大幅安。前日引け後に9-11月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、通期の売上高ガイダンスを下方修正したことが嫌気されている。
同社は声明で「この60日間で電気自動車(EV)市場の成長鈍化が幾つかの既存顧客や新規顧客の注文のタイミングにマイナスの影響を与えている。顧客からの最新の見通しと、注文の時期に関する不確実性を考慮すると、保守的なアプローチを取ることが理に適っている」と述べた。
(9-11月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.23ドル(予想:0.19ドル)
・売上高:2143万ドル(予想:2090万ドル)
・EBITDA(調整後):625万ドル(予想:424万ドル)
(通期見通し)
・売上高:7500~8500万ドル(従来:1億ドル超)(予想:1.03億ドル)
【企業概要】
半導体製造業界のバーンイン製品の設計・製造・販売および試験の保守サービスを提供する。複雑なデバイスのバーンイン中に試験を実行し、個別の温度制御を可能にするバーンインテストシステム、ウエハーの接触並行テストなどを取り扱う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美