ドックゴーが急落 空売りで知られるファジー・パンダが同社株のショートを明らかに=米国株個別
(NY時間14:53)(日本時間04:53)
ドックゴー<DCGO> 2.87(-1.93 -40.19%)
医療輸送や遠隔医療など医療サービスを手掛けるドックゴー<DCGO>が急落。空売りで知られるファジー・パンダ・リサーチが同社株をショートしていることを明らかにした。ファジー・パンダは自身のホームページで背景を説明している。内容は以下の通り。
同社の事業はパンデミックの恩恵を受けたが、2023年5月に彼らはニューヨークの移民亡命者のためのサービス提供で、1年間の巨額の入札なしの契約を獲得した。しかし、この契約は命綱になるどころか、同社の悪質なビジネス慣習にスポットライトを当てることになった。このため、ニューヨーク州司法長官による調査を含め、複数のニューヨーク市および州政府機関が調査している。
投資家は同社のニューヨークでの問題を認識しているが、市場は問題のさらに深いことに気づいていないようだと述べている。
【企業概要】
効率的な患者中心のケアにより、医療輸送と遠隔医療の変革に取り組む。AI搭載の独自の技術プラットフォームと、米国及び英国の医療専門家のネットワークを活用することで、高品質で費用対効果の高いヘルスケアモビリティソリューションを提供し、ラストマイルケア機能を通じて遠隔医療を促進する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美