日経レバが大幅続伸、日経平均の3万5000円突破に連動しショート筋撤退か
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が大幅続伸、一時3.6%高と値を飛ばし未踏の2万3000円台に乗せた。前日に初めて2万2000円台に乗せ最高値を更新したが、2日連続で大台を替える異色の人気ぶりとなっている。日経平均株価にリンクされたETFで価格変動率が2倍に設定されていることが特徴。ここ個人投資家の思惑が錯綜するなか、商いが活発化している。きょうは日経平均が一気に3万5000円台を回復する場面がありバブル後の高値を更新中、日経レバはこれに連動する動きとなった。オプションSQを目前にコールオプションなどが大きく買われ、足もとで個人投資家の先高期待が鮮明となっているが、昨年12月末時点では日経レバの信用買い残は大幅に減少し、売り残が増加する状況にあった。また、前日時点の日証金でも大幅な売り長で貸借倍率は0.05倍という状況。足もとの値動きはショートポジションの個人投資家の思惑を大きく外れる動きとなり買い戻しを誘発している。