丸井Gが5日ぶりに反落、国内大手証券は投資評価「2」へ引き下げ
丸井グループ<8252>が5日ぶりに反落。SMBC日興証券は10日、同社株の投資評価を「1」から「2」に引き下げた。目標株価は2700円から2600円に見直した。同証券では、従来アフターコロナの消費正常化から時差をもって分割・リボの営業債権の増加率が高まることから25年3月期の増益率の高さが株価のカタリストになると考えてきた。しかし、同証券予想よりも分割・リボ営業債権の拡大は緩やかであり、同債権の源泉である分割・リボの取扱高比率の回復は限定的。25年3月期の増益率が高まるとの見方に変化はないが、フィンテック事業のビジビリティー(視認性)が低下したとみている。