ファーマフーズ---バイオスティミュラント第1弾を販売開始
ファーマフーズ<2929>は10日、全国20箇所以上で行ってきた果菜類の栽培に関する研究成果を踏まえ、2024年よりバイオスティミュラントの販売を開始することを発表した。
同社はこれまで培ってきたノウハウをアグリ分野で活かすべく、農業資材であるバイオスティミュラント(BS)研究に注力している。開発中のBSの中で、先行して効果が確認できているものが、GABA含有乳酸菌発酵液と植物内生酵母の2種。京都市内の農業法人の協力のもと、この乳酸菌発酵液を利用しトマトを生育した結果、通常の栽培に比べて収穫が5日ほど早くなった。また、佐賀県のパプリカ農家では、収量が2倍近くに増えたことを確認している。
収穫時期短縮や収量増などの成果をもとに、GABA含有乳酸菌発酵液「K-3(ケー・スリー)」の自社通販チャネルでの販売を開始する。また、ワケンビーテック社の取引先の農業生産法人をはじめ、全国の農業従事者向けにさまざまな販路を通じて提供していく。さらに、国内だけでなく東南アジアを中心に世界の農業危機に挑むべく、BSを提供していく。
《HH》