東京株式(前引け)=前日比373円高、一時3万5800円台に上昇
12日前引けの日経平均株価は前日比373円09銭高の3万5422円95銭。前場のプライム市場の売買高概算は9億5801万株、売買代金概算は2兆7559億円。値上がり銘柄数は417、値下がり銘柄数は1209、変わらずは31銘柄だった。
日経平均株価は連日の上昇。前日のNYダウは15ドル高と小幅に続伸。米企業の業績拡大期待が相場を下支えした。これを受け、日経平均株価は前日までの流れを引き継ぎ大幅に値を上げてスタート。一時、上昇幅は700円を超え3万5800円台まで値を上げた。決算内容が好感されファーストリテイリング<9983>が急伸し日経平均株価を押し上げたほか、ハイテク関連株なども堅調に推移した。ただ、買い一巡後は利益確定売りで上昇幅は縮小した。
個別銘柄では、アドバンテスト<6857>やルネサスエレクトロニクス<6723>が高く、ソニーグループ<6758>やキーエンス<6861>もしっかり。ソフトバンクグループ<9984>も値を上げた。任天堂<7974>や川崎汽船<9107>も買われた。半面、ディスコ<6146>や野村マイクロ・サイエンス<6254>が安く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が軟調。トヨタ自動車<7203>やダイキン工業<6367>も値を下げた。